Caption
観音菩薩 (子年 ご本尊)
絹本着彩 金 51.5cm×45.5cm
絹本着彩 金 51.5cm×45.5cm
解説
<百日忌 観音菩薩(かんのんぼさつ)>
<子年の守り本尊>
すべての悩みから救済し、願いを叶えてくださる菩薩です。
観音菩薩は、三十三変化で人々を救ってくださる仏として、深く信仰されてきました。
大慈大悲の観音さまが、どのように人々を救ってくださるかと言うと、例えばここに乞食がいるとします。
すると観音さまは自らが乞食になって、一緒に乞食を始めます。
そして乞食が普通の生活が出来るようになると、観音さまが仕事を探してきて、乞食と一緒に仕事を始めます。
観音さまは「辛いけど、この方が乞食よりよいではないか」と語りかけながら、乞食が真に乞食からぬけ出せるまで一緒に仕事をします。
このように大きな慈悲をもって人々を救ってくださるのが観音菩薩です。
一般的によく親しまれている<六観音(ろくかんのん)>は、聖観音(しょうかんのん)、千手観音(せんじゅかんのん)、馬頭観音(ばとうかんのん)、十一面観音(じゅういちめんかんのん)、准胝観音(じゅんていかんのん)、如意輪観音(にょいりんかんのん)です。
<子年の守り本尊>
すべての悩みから救済し、願いを叶えてくださる菩薩です。
観音菩薩は、三十三変化で人々を救ってくださる仏として、深く信仰されてきました。
大慈大悲の観音さまが、どのように人々を救ってくださるかと言うと、例えばここに乞食がいるとします。
すると観音さまは自らが乞食になって、一緒に乞食を始めます。
そして乞食が普通の生活が出来るようになると、観音さまが仕事を探してきて、乞食と一緒に仕事を始めます。
観音さまは「辛いけど、この方が乞食よりよいではないか」と語りかけながら、乞食が真に乞食からぬけ出せるまで一緒に仕事をします。
このように大きな慈悲をもって人々を救ってくださるのが観音菩薩です。
一般的によく親しまれている<六観音(ろくかんのん)>は、聖観音(しょうかんのん)、千手観音(せんじゅかんのん)、馬頭観音(ばとうかんのん)、十一面観音(じゅういちめんかんのん)、准胝観音(じゅんていかんのん)、如意輪観音(にょいりんかんのん)です。
制作メモ
慈悲の代表格である観音菩薩をどのような姿で表すかあれこれ悩みました。
しかし今回は<阿弥陀三尊像>(阿弥陀如来が観音菩薩と勢至菩薩を両脇に従えた像)でみられる対のかたわれとして、次に登場する勢至菩薩と向き合う形の構図にしました。
また観音菩薩は33という特徴から色彩もカラフルで鮮やかにしました。
しかし今回は<阿弥陀三尊像>(阿弥陀如来が観音菩薩と勢至菩薩を両脇に従えた像)でみられる対のかたわれとして、次に登場する勢至菩薩と向き合う形の構図にしました。
また観音菩薩は33という特徴から色彩もカラフルで鮮やかにしました。