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薬師如来
絹本着彩 金 51.5cm×45.5cm
絹本着彩 金 51.5cm×45.5cm
解説
<七・七日忌(四十九日) 薬師如来(やくしにょらい) >
薬師如来は、病気を治す仏さまとして信仰されてきました。
亡き人は、これまで六人の仏さまの導きによって、かなりのざいごう罪業が取り除かれてきましたが、この七・七日忌のときに薬師如来がさらに総点検をしてくださり、まだ残っている病魔や苦しみ等を徹底的に取り去ってくださいます。
七・七日忌まで七人の仏さまの導きをいただいた亡き人は、ここからご先祖さまの仲間入りをすることになります。
薬師如来は、病気を治す仏さまとして信仰されてきました。
亡き人は、これまで六人の仏さまの導きによって、かなりのざいごう罪業が取り除かれてきましたが、この七・七日忌のときに薬師如来がさらに総点検をしてくださり、まだ残っている病魔や苦しみ等を徹底的に取り去ってくださいます。
七・七日忌まで七人の仏さまの導きをいただいた亡き人は、ここからご先祖さまの仲間入りをすることになります。
制作メモ
まずイメージした流れは、薬師→医者→薬草→緑ベースの寒色系画面ということでした。
また、もし自分が病気になった時、見るからに頼りなさそうなお医者さまはいやなので、真っ直ぐ正面向きの自信に溢れたお姿と尊顔にしました。
画面向かって右上の小さな雲は、強すぎる左右対称型の構図を弱める効果と、右手の放つ視覚的なパワーが画面の外へ貫けないためのストッパーとして飛ばしました。
また、もし自分が病気になった時、見るからに頼りなさそうなお医者さまはいやなので、真っ直ぐ正面向きの自信に溢れたお姿と尊顔にしました。
画面向かって右上の小さな雲は、強すぎる左右対称型の構図を弱める効果と、右手の放つ視覚的なパワーが画面の外へ貫けないためのストッパーとして飛ばしました。